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MOVIEあなたの歌う時の姿勢、間違えているかも?正しい姿勢を徹底解説!

CASE23

あなたの歌う時の姿勢、間違えているかも?正しい姿勢を徹底解説!

解説のポイント
  • 自分の声の可能性を広げるために、様々な声色の可能性を考えましょう(子供も大人も問わず)

  • 発声する際に姿勢を良くしようとしすぎて、逆に身体を固めてしまっている可能性があります。

  • 胸を張りすぎてしまうケース→背骨を天井の方へ引き伸ばす(上方向へ意識)

  • 肩甲骨を寄せすぎてしまうケース→肩甲骨を骨盤の方に降ろしてみる(下方向へ意識)

  • 力みがかった姿勢は、発声を妨げる原因になってしまいます。

  • 猫背の状態で、脇腹は肩甲骨や手を伸ばすように発声してみましょう

インストラクターのコメント

ご自身で姿勢が悪いと思っていたり、レッスンで姿勢が悪いと指摘されてしまったりする方いらっしゃいませんか? そんな方達に多いケースとして、2つのパターンを挙げて解説していきます。

①胸を張りすぎている(肩が張っている状態)

一見、胸を張っていて、姿勢が良く見えますよね。
しかし、猫背を治そうとして肩を張りすぎた結果、胸が必要以上に張ってしまい、力が入ってしまっています。

胸周りが固くなっている(大胸筋が固まる)

首周りが固くなる(腹筋郡が固まる)

胸郭が広がりを狭めてしまう

呼吸が浅くなる(発声を妨げる原因に)

胸筋の程よい張りは良いのですが、それを通り越して力が入ってしまう状態は発声にとって良くありません。
解決方法としては、背骨を天井の方へ長く引き伸ばすように意識をしてみて下さい。

②肩甲骨を寄せすぎている(背中側を固めてしまっている状態)

肩甲骨を後ろで寄せようとしすぎると、段々と肩が上がってきてしまい、肩周りが疲れてしまいます。
背中を固めてしまうと、発声の妨げになってしまいます。
肩甲骨を骨盤の方へ降ろしてあげましょう。

こういった方達に良い発声方法として、
①あえて猫背を作ってみる
②脇腹や肩甲骨を伸ばすようなイメージで動かしながら発声する
③手を伸ばしながら脇腹の伸びを感じた状態で発声する
といったものがあります。

こうした方法で、力んでしまった身体を緩めてみると、発声がグンとしやすくなると思います。
「胸周りや、背中を固めてしまって発声をしてしまっているかも?」
と思った方は、是非試してみて下さいね。

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